平成19年(2007年)保育士試験を受験された皆様、お疲れさまでした!

平成19年度の保育士試験を受験された皆様、お疲れ様でした。 昨年合格されました皆様には心よりお祝いを申し上げますとともに、今後のご活躍を期待いたしてます。

キャリア・ステーション修了生の皆さまへ

このたび、キャリア・ステーショングループ各校での平成19年度試験結果の集計が終了いたしました。

最高のニュースは、学院創立以来最高の合格者591名を達成したことです。全国の受験者約3万8000名の方が受験されていますが、教室が所在する都府県に絞って調査すると、合格者8名につき1人は当校からの合格者になります。

受験者全体では、多くの方が通信教育や独学等で猛勉強されているようですが、厚生労働省から発表された平成19年度保育士資格試験の合格率20%という数字から見ても、一年での合格や複数年合格にしても非常に厳しいというのが現実ではないでしょうか。

その中において、当学院受講生の皆さまは、48.0%の全科目合格率 + 50.0%の一部科目合格率 = 合計98.0%の合格率を収めました。皆さまの頑張りには本当に驚いております。

  • 4月より受験勉強を始めて短期間で見事合格された方。
  • 長年、通信教育で合格出来ず、当校での努力の結果、栄冠を勝ち取られた方。
  • 学業とのダブルスクールで現役の学生で勝利された方。
  • 一年間しっかりと準備して、仕事ときっちり両立をなされた方。
  • 子育てと家事の合間で睡眠時間を惜しんで合格され家族の方から祝福された方 
  • 今回で5回目の受験にして、長年の努力と執念で栄冠を勝ち取られた方。 など。

他にも紹介しきれない方々が沢山いらっしゃいますが、皆さまが様々な環境の下で努力されていらっしゃる状況は、すべて把握しているつもりです。

一人一人がどのように努力をされてきたか、受験アンケートには一通一通真剣に目を通させていただきました。本当にご苦労様でした。

2008年度保育士資格試験・合格を目指す方へ

平成20年度保育士試験の受験を目指す皆様のために、試験内容についての分析と、簡単なアドバイスをさせていただきたいと思います。

平成19年度試験においては、「社会福祉」が最難関の科目となりました。残念ながら、平成16年度試験における「小児栄養」平成18年度試験における「教育原理」に次ぐ厳しい結果となっております。

近年で学内合格率が50%を切った例

  • 平成16年度「小児栄養」/学院内合格率:36.0%
  • 平成18年度「教育原理」/学院内合格率:23.1%
  • 平成19年度「社会福祉」/学院内合格率:43.5%

「社会福祉」においては、実は平均点は約58点と合格点近くであったのですが、合格率は低いものとなりました。今後詳細な分析を行いますが、合格点ギリギリに近い高得点での不合格(=55点、50点)の方が非常に多かったのではと推察いたしております。

やはり合格点の60点を下回ると合格率が極端に下がるというのも現実です。受験生の中には、「社会福祉以外すべて合格」というような不運な方もいたということも付け加えておきます。

試験科目毎の難易度は、統一試験導入4年目でも依然大きく変化し、安定をしていないというのも重要な事実です。顕著な例として、「教育原理」の学内合格率が一昨年の 23.1%から昨年は77.3%と3倍以上になったことを記しておきます。科目別の合格率は隔年で難→易→難を繰り返しているというのが大まかな傾向です。

難関科目の学内合格率推移

  • 平成16年度「小児栄養」36.0%⇒ 平成17年度 72.7%
  • 平成17年度「児童福祉」56.3%⇒ 平成18年度 63.9%
  • 平成18年度「教育原理」23.1%⇒ 平成19年度 77.3%
  • 平成19年度「社会福祉」43.5%⇒ 平成20年度は合格率70%超える???

実技試験において、「言語」と「絵画」の採点基準が地域によって厳しくなっているという傾向も見られました。例年は3分野ともに100%近い合格率を誇っておりましたが、平成19年度では一部の地域で採点基準が厳格化されたように思います。

絵画制作では出題内容にも変化がありました。平成18年度試験での当日付加条件は「ふれあい」というテーマでした。ところが、平成19年度試験では「鬼ごっこ」とより条件が 具体的になり、子どもたちと保育士が走っている姿が描けないと合格ができない内容になりました。

平成20年度試験においても、「絵画」の傾向はより具体的な課題が当日に課されるのではと予見できます。「音楽」が苦手という消極的理由で「言語」「絵画」を選ぶ方も少なくはありません。ただ、一夜漬けの練習や、決まった場面の描画しか練習していなかった場合、せっかく筆記試験で合格したにも関わらず、失敗してしまう可能性はあります。

平成20年度試験対策として、実技分野に相当の自信がある方を除き、当校のような通学制スクールをご利用いただくなど万全の事前準備が求められます。

平成18年度試験⇒平成19年度試験の「実技」学内合格率推移

  • 平成18年度「音楽」95.8%⇒ 平成19年度 96.4%
  • 平成18年度「言語」98.3%⇒ 平成19年度 92.0%
  • 平成18年度「絵画」95.5%⇒ 平成19年度 89.7%

平成19年度の試験においても、解答速報作成の最高責任者としてチームを率いました。 試験問題を一つ一つ確認をさせていただきましたが、「これなら過去最高の平成17年(426名)以上の合格者数になる」とその場で確信ができました。科目毎の差異はありますが、一昨年(平成18年度)と比べると各科目の合格率が上昇することを予測できました。

平成18年度試験⇒平成19年度試験の「筆記」全科目の平均合格率

平成18年度試験 72.1% ⇒ 平成19年度試験 74.5%

上記の通り、平均合格率はやはり2%程度増加していました。その結果、私の予想通り591名の合格者数となりましたが、科目別の分析結果(合格平均点や合格率など )とアンケート内容を個人別に詳細を見てみると、まだまだ多くの合格者が出ても不思議ではなかったのではと反省しているのも事実です。

最後に

平成16年度に試験体制が全国で統一化され、早くも4回目の試験を終えました。当学院としても、試験に対する対策や充実した教材作り、的確な生徒対応・受験に関するアドバイス、ホームページによる情報発信など従来以上のものを提供できる体制になりました。今後とも一人でも多くの方が「保育士資格を取る」という夢を叶えるために、より一層のサポート体制を整えていきたいと思っています。

いずれにしろ毎年8月には試験があるわけで、試験日はあっという間にやってきます。今年の試験で泣くか笑うかは、今日からのあなたの姿勢にかかっています。

「一人では頑張れない・・・」「焦って空回りしている・・・」そんな不安をお持ちの方は、早い時期に当校の専任アドバイザーにご相談下さい。何か良い解決策が見つかるかも知れません。

最後に、ご多忙の中試験結果に関するアンケート調査に快くご回答いただきました修了生の皆さまには、この場をお借りしてお礼を申し上げます。