平成21年(2009年)保育士試験を受験された皆様、お疲れさまでした!

平成21年保育士試験を受験された皆様、本当にお疲れ様でした。当校では、平成12年の創設以来、毎年の保育士試験合格者数と合格率について公表してまいりました。本年は創設10年目という節目を迎えましたが、平成21年試験につきましても引き続き合格実績を公表いたしてまいります。

近年、少子化傾向にもかかわらず、保育ニーズが一段と高まりを見せています。その大きな理由としましては、景気状況の悪化などによる共働き世帯の増加、そして女性の積極的な社会進出などが挙げられるかと思います。

特に都市部では、待機児童(入所待ちの児童)を解消すべく、保育所の増加や定員拡大が行われ、深刻な保育士資格取得者の不足が生じています。そして、大学や短期大学、専門学校などで保育科を新設する教育機関も相次ぎましたが、それだけでは保育士不足はまだまだ解消できていません。

ハローワークやインターネット求人サイト、折り込み広告などにも、「保育士募集」という文字をよく目にするようになりました。さらに、保育所のみならず「放課後児童健全育成事業(学童クラブ)」の設置目標増も既に閣議決定がなされており、近年にも増して保育士有資格者の就労の場が増え続けていくことと予測されています。

このような社会情勢の中、キャリア・ステーションでは質の高い保育士養成に力を入れ、一人でも多くの保育士を輩出し、社会に貢献していくことに強い使命感を持っております。

ここからはこのコラムの本題である平成21年(2009年)保育士試験の振り返りを行ってみたいと思います。

平成21年(2009年)試験においては、これまで長年にわたり平日に行われていた筆記試験が、初めて土曜日と日曜日に行われました。これにより、平日に仕事などで受験を断念していた方にも資格取得に挑戦するチャンスが広がりました。

また、一昨年(平成20年)の試験が合格率10.6%という全国統一試験になった平成16年以降で最難関であったことも影響し、不合格者の再受験が大幅に増加したことも確実です。その結果、受験者数は一昨年(平成20年)に比べ3,419名増加し、新試験制度発足(平成16年)以降最大を記録いたしました。

以下に、平成20年(2008年)・平成21年(2009年)の合格率の比較を行いましたので、その推移をご覧ください。

平成20年試験/全国の受験者の合格率と、当校生の合格率の比較

◆全国受験者の総合成績

受験者総数・37744人 / 合格者・3989人 =合格率・10.6%

◆当学院受講生の総合成績

受験者総数・1125人 / 合格者・407人 =合格率・36.2%

平成21年試験/全国の受験者の合格率と、当校生の合格率の比較

◆全国受験者の総合成績

受験者総数・ 41163人 / 合格者・5204人 =合格率・12.6%

◆当学院受講生の総合成績

受験者総数・1360人 / 合格者・536人 =合格率・39.4%

全国での受験結果を振り返りますと、受験者数の増加に加え、合格率も2%程度増加しております。その結果、合格者数合計は5204名となり昨年より1200名程度増加いたしました。

当校受講生におかれましては、例年通り全国受験者合格率の3倍以上となり、2年ぶりに合格者500名の大台を突破いたしました。新試験制度発足以降で、当校として過去2番目に多い合格者を輩出できたことを大変誇りに思っています。

次に、当校ならびにグループ校の校舎所在地(東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・静岡・大阪・京都・兵庫・福岡)における合格占有率を分析したいと思います。

当校校舎所在地の合格者総数に対し、当校生が占める割合

平成20年試験

◆合格者総数・2518人 ⇔ ◆当校生合格者数・407人

→占有率16.2% 合格者6.2人に1人は当校生

平成21年試験

◆合格者総数・3267人 ⇔ ◆当校生合格者数・536人

→占有率16.4% 合格者6.1人に1人は当校生

当校校舎所在地における合格占有率は、合格率が史上最低であった一昨年(平成20年)、やや盛り返した昨年(平成21年)の試験ともに安定して16%台をキープいたしております。試験の難易度に関わらず、常に安定して合格者が誕生していることがご理解いただけるかと思います。

他のスクール様が合格実績非公開である現実から、当校のポテンシャルを比較公表することはできませんが、保育士資格対策のリーディングスクールとしての実力を証明できたのではないかと自負いたしております。

当校から巣立った多数の修了生が、今年も保育現場の第一線で活躍を始めることを想像すると、本当に嬉しく思っております。

当校での受験結果をさらに詳細に分析したとき、初受験者での合格者(いわゆる「一発合格」)が過去最高の138名に達したというデータも紹介しておきたいと思います。

当校の合格者のうち、実に3.9人に1人は「一発合格」の方となります。筆記試験8科目と実技試験にわたる難度の高い試験を、見事一度目の試験でパーフェクトに合格することは至難の業であります。「一発合格」を成し遂げられた方は、会社勤めや子育てをしながら、あるいは大学に通いながらなど、様々なご事情と向き合いながら勉強とプライベートを見事に両立されてきました。その頑張りに、大いなる拍手を送るとともに、心よりお祝い申し上げます。

一方で、難関科目の存在により、わずか1科目ないし2科目が不合格となり涙を飲んだ方も数多くいらっしゃるのも現実です。これら難関科目を平成22年(2010年)試験でいかに攻略するのか、当校ではすでに対策講座におけるカリキュラム改善を完了いたしております。来年こそは私たちと一緒に念願の資格取得を成し遂げましょう。

結果を残された方も、残念ながらあと一歩合格に届かなかった方も、本当にお疲れ様でした。次のページでは、平成21年(2009年)の保育士試験について、さらに詳しい分析を進めます。