平成27(2015)年 地域限定試験 社会福祉の過去問題です。キャリア・ステーションの解答見解は平成27(2015)年保育士試験 地域限定保育士試験解答速報ページをご確認ください。

問1

次の文は、社会福祉の歴史に関する記述である。適切な記述を◯、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 「エリザベス救貧法」は、国民の人権意識の高揚によって立法が行われた最初の救貧法ということができる。
  2. 社会福柾の歴史の中で宗教が大きな意味を持つのは、相互扶助が働かない場合や、法律に基づく社会福祉が未成熟な時代に、宗教的な動機で救済が行われたからである。
  3. 社会福祉の歴史の中で、人間の自発的な生活援助としての相互扶助が果たす意味は大きく、今日でも相互扶助は不可欠である。
  4. 社会福祉の意義は、資本主義社会の矛盾として発生する大量の失業者や格差社会というものに対して、国家が責任をもって対応するものという考え方がある。
(組み合わせ)
ABCD
1×
2×
3×
4×××
5×××

問2

次の文は、社会福祉の機能に関する記述である。適切な記述を◯、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 人間関係における問題解決を図り、人々のエンパワメントと解放を促す機能をもつ。
  2. 福祉ニーズを充足するために、社会資源の提供を行う機能をもつ。
  3. 経済システムの発展のために、民間財源活用機能をもつ。
  4. 人間の幸福実現のために、福祉サービスを必要とする住民の社会参加を推進する機能をもつ。
(組み合わせ)
ABCD
1×
2×
3××
4×××
5×××

問3

次の文は、社会福祉の実践主体に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
  1. 社会福祉法人は、第一種社会福祉事業の経営主体とはなれない。
  2. 株式会社は、第二種社会福祉事業の経営主体とはなれない。
  3. 特定非営利活動法人 (NPO法人) は、原則として第一種社会福祉事業の経営主体とはなれない。
  4. 国民は、社会福祉活動の実践主体とはなれない。
  5. 国は、第二種社会福祉事業の経営主体とはなれない。

問4

次の文は、保育所が保護者支援を行う際の基本姿勢に関する記述である。適切な記 述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 子育ての相談にあたっては、保護者の話を頭から否定せずに、気持ちを受け止める姿勢を常に持つべきである。
  2. 保護者に対する保育に関する指導が適切に行われるように、常に助言者・指導者としての姿勢を保護者に示し、助言によって保護者を導かなければならない。
  3. 保護者の良きパートナーとなるべきなので、保護者に対する保育に関する指導は行わないほうが良い。
  4. 保育士の主な仕事は、毎日、児童の保護や世話をすることであるから、保護者支援は施設長などの一部の者が担当すればよい。
(組み合わせ)
ABCD
1××
2×××
3××
4××
5×××

問5

次の文は、家庭支援・子育て支援に関する記述である。適切な記述を◯、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 保護者が子どもの育ちの阻害要因になっている場合も時にはあるので、その場合には 保護者の子ども観や、子育て意識・方法などへの介入が必要となることもある。
  2. 今日、子育てに関する情報や知識は、複雑化、多様化、高度化してきており、保護者の中では、時には混乱に陥ることもあるので、ごく一部の保護者が家庭支援・子育て支援を必要としている。
  3. 子育て環境の整備に関しては、出産を含む医療保障制度や医療保険制度、各種手当、 育児休業、保育所や幼稚園、認定こども園の整備など、家庭支援・子育て支援に関する制度環境の改善問題も重要である。
  4. 家庭支援・子育て支援においては、親子と地域社会との関係を構築するという視点は、現状の地域社会における人間関係の希薄化現象を考えると、不要である。
(組み合わせ)
ABCD
1×
2×
3××
4××
5××

問6

次の文は、生活保護制度に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 指定医療機関で医療扶助を受ける際は、福祉事務所の発行する医療券を提出する。
  2. 被保護者は、自ら生計の状況を適切に把握し、支出の節約を図るよう努める。
  3. 高等学校の授業料は、生活保護制度においては支給されない。
  4. 住居のない要保護者の世帯に対して、住宅扶助を行うことを目的とする施設がある。
(組み合わせ)
ABCD
1×
2×
3×
4×
5×××

問7

次の文は、各種法人に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 保育所の設置認可の申請は、社会福祉法人のみとされている。
  2. 特定非営利活動法人(NPO法人)は、「特定非営利活動促進法」で規定されている。
  3. 社会福祉法人は、本来の事業に支障のない範囲で、収益事業を行うことができる。
  4. 特定非営利活動法人(NPO法人)の活動内容として定められている活動には、経済活動の活性化を図る活動も含まれる。
(組み合わせ)
ABCD
1
2×
3×
4×××
5×××

問8

次の文は、障害者に対する施策に関する記述である。 適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 補聴器は、補装具費の支給対象となっている。
  2. 「障害者基本法」では、情報の利用におけるバリアフリー化が示されている。
  3. 手話通訳者の派遣は、市町村が実施する必須事業である。
  4. 「発達障害者支援法」には、障害者手帳の等級表が示されている。
(組み合わせ)
ABCD
1×
2××
3×××
4×
5××

問9

次の文は、国民年金保険制度に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 20歳になれば、学生であっても被保険者となる。
  2. 年金保険料は、20歳から59歳までの間、納付する。
  3. 国民年金の支給開始年齢は55歳である。
  4. 第二号被保険者の被扶養配偶者は、第一号被保険者である。
(組み合わせ)
ABCD
1
2×
3××
4×
5××

問10

次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】

F児童家庭支援センターに子を連れて母親が来所した。その母親Hさん(30歳)は、発達障害と診断されたGちやん(3歳)の養育と自分の仕事との両立に悩んでいた。父親は仕事のため同行することができなかった。この来所相談に応じたのは相談員Iだった。

【設問】

次の文は、相談員Iによる初回面接時の対応である。適切な記述を○、不適切な記述を ×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 相談員Iは、Gちゃんの養育と仕事の両立に悩んでいるという主訴に対して、Gちゃんの養育を優先させることの大切さを助言した。

B 相談員Iは、主訴がすぐに表明されたので、女性の社会進出の権利を前提に話した後、発達障害児が利用できる制度を紹介して、ぜひ仕事を続けるように助言した。

C 相談員Iは、主訴を聞いた後で、Gちゃんの発達の遅れを診断するために母子をプレイルームに案内して、Gちゃんの遊ぶ様子を観察しながら、Gちゃんの成育歴を丁寧に質問した。

D 相談員Iは、主訴を聞いた後で、母親Hさんの心情について表出を促し、その後、家族関係の状況を質問した。

(組み合わせ)
ABCD
1×
2×
3×
4×××
5×××

問11

次の文は、集団援助の視点に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を ×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 個人は、所属集団に敵対する集団が現われると所属集団との一体感を強める傾向があり、それによってその集団のまとまりは良い状態になる。
  2. 個人は、所属集団の中でリーダーの役割を得ることによって主体性を伸ばすことがで きるが、メンバーの役割を得ると、受け身の傾向が助長され主体性の伸長を妨げることになる。
  3. 個人は、所属集団の意思決定に影響を受ける存在であり、集団の意向に寄り添った行動を選択するようになりがちである。
  4. 個人は、集団の力によって影響を受ける存在であり、特に仲間関係の形成が大きな意味を持っている。
(組み合わせ)
ABCD
1×
2×
3×
4×××
5×××

問12

次の文は、相談援助における「ネットワーク」に関する記述である。ある小地域におけるネットワーク会議の参加者の発言に関して、適切な内容の発言を○、不適切な内容を含む発言を×とした場合の、正しい組み合わせを一つ選びなさい。

このネットワーク会議の参加者は、以下の顔ぶれであった。

保育園園長、社会福祉協議会職員、ボランティアセンター職員、児童委員、医師会医師、 保健センター保健師、小学校長、小学校PTA役員、町会長、特定非営利活動法人(NPO法人)代表、地域包括支援センター職員、特別養護老人ホーム職員

  1. 保育園園長が発言した。「当園は、大地震で地震火災が発生した時は、住宅密集地域にあるので広域避難所に避難する際に困難が予想される。是非、地域住民の協力をお願いします。」
  2. 保育園園長が発言した。「児童虐待を防止するために、ネットワーク会議のメンバーは配慮が必要と判断される子どもを見つけた場合に、速やかに児童相談所等と連携しなければならないと考えています。」
  3. 児童委員が発言した。「担当区域に住むSさんは、生活保護を受けながら子ども二人を養育しているが、心の病を抱えているので、地域住民の理解と協力をお願いしたい。 協力者には、その親子のどんな情報も提供します。」
  4. 児童委員が発言した。「私たち児童委員は担当区域の児童及び妊産婦に関する援助を 行うほか、子育てサロンなどの活動も自発的に行っています。そのため、保健師さんと の連携を期待しています。」
  5. 地域包括支援センター職員が発言した。「この地域にはひとり暮らし高齢者や、同居家族が働きに出ている日中は独居というケースが増えています。見守りが必要である場 合、介護保険のサービスを活用しますが、その対応にも限界があります。ここで検討し たい課題です。」
(組み合わせ)
ABCDE
1××
2×
3××
4××
5×××

問13

次のうち、今日のわが国の社会福祉における諸原則として適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 住民主体の原則
  2. 劣等処遇の原則
  3. 公私分離の原則
  4. 個別化の原則
(組み合わせ)
ABCD
1××
2×
3××
4×××
5×××

問14

次の文は、「社会福祉法」で定められている運営適正化委員会に関する記述である。 適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 運営適正化委員会の構成メンバーには、学識経験者の他に、地方自治体の職員を1名以上加えなければならないことになっている。
  2. 運営適正化委員会は、利用者等からの苦情の申出に対して相談や助言、事情調査等を行うことになっている。
  3. 運営適正化委員会は、申出人とサービス提供者双方の同意を得たうえで苦情解決のあっせんを行うことができるとされている。
  4. 運営適正化委員会は、利用者の処遇について法令違反等の不当な行為が行われている恐れのある時は、都道府県知事に通知しなければならないとされている。
(組み合わせ)
ABCD
1×
2×
3××
4×
5××

問15

次の文は、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)第45条の3の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組みあわせを一つ選びなさい。

児童養護施設は、自らその行う法第41条に規定する業務の質の評価を行うとともに、( A )に( B )による評価を受けて、それらの結果を公表し、( C )その改善を図らなければならない。

(組み合わせ)
ABC
1隔年ごと第三者随時
25年ごと評価機関必要に応じて
3不定期地方公共団体要請により
47年ごと利用者日々
5定期的外部の者常に

問16

次の文は、児童家庭福祉分野の情報提供に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 「児童福社施設の設備及び運営に関する規準」(昭和23年厚生省令第63号)では、児童福祉施設に対して利用者の施設選択や施設の適正な運営の確保に資する情報提供を行わなければならないとしている。
  2. 「児童福祉法」では、保育所に対しては、地域の住民に対して当該保育所が行う保育に関する情報を提供するように求めている。
  3. 「保育所保育指針」では、地域における子育て支援に関し、保育所が行う保育に支障がない限りにおいて、地域の子育て支援に関する情報の提供等を積極的に行うよう努めることとしている。
  4. 児童家庭福祉分野における情報提供は、「社会福祉法」によって全ての児童福祉施設の利用方式が利用契約方式に変更された際、同法が全ての児童福祉施設に情報提供の義 務を課したことから始まった。
(組み合わせ)
ABCD
1×
2×
3××
4××
5××

問17

次の文は、福祉サービス利用者支援制度に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 措置制度とは、行政機関が、福祉サービスの利用対象者に対して行う、援護、育成、保護、更生に関する行政処分のことをいう。
  2. 契約制度とは、利用者がサービス提供者または市町村と契約を締結したうえでサービスを利用する方式の総称のことをいう。
  3. 契約は、当事者同士の意思表示の合致によって成立し、その過程では双方の対等性や自由意思が尊重される。
  4. 情報の対称性とは、サービス利用者とサービス提供者の間で、情報の質や量が偏在している状態をいう。
(組み合わせ)
ABCD
1×
2××
3××
4××
5××

問18

次の【I群】の法律と【II群】の用語を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【I群】

A 「児童虐待の防止等に関する法律 (児童虐待防止法)」

B 「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律(DV防止法)」

C 「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律(障害者虐待防止法)」

D 「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律(高齢者虐待防止法)」

【II群】

ア 居宅介護支援事業所

イ 配偶者暴力相談支援センター

ウ 母子福祉センター

エ 市町村障害者虐待防止センター

オ 児童相談所

カ 地域包括支援センター

キ 養護老人ホーム

ク 地域活動支援センター

ケ 児童発達支援センター

コ 青少年相談支援センター

(組み合わせ)
ABCD
1
2
3
4
5

問19

次の文は、「平成25年国民生活基礎調査」における、わが国の世帯構造に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 全世帯のうち、最も多い世帯構造は、「夫婦と未婚の子のみの世帯」である。
  2. 「65歳以上の者のいる世帯」について、「夫婦のみの世帯」より「単独世帯」の方が多い。
  3. 全世帯のうち、「児童のいる世帯」は約4分の1を占める。
  4. 全世帯のうち、「単独世帯」は約4分の1を占める。
  5. 全世帯の平均世帯員数は、2人以下である。
(組み合わせ)
ABCDE
1×
2××
3××
4×××
5×××

問20

次の文は、社会福祉協議会に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を ×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  1. 地区社会福祉協議会を、同一市町村内に複数設置することはできない。
  2. 福祉活動専門員は、市町村社会福祉協議会に配置され、民間社会福祉活動の推進に従事する。
  3. 都道府県社会福祉協議会は、福祉サービス利用援助事業の実施のために必要な事業を行う。
  4. 生活福祉資金貸付制度の実施主体は、都道府県社会福祉協議会である。
(組み合わせ)
ABCD
1××
2×××
3×
4××
5×××