<保育士総合講座の受講検討中の方へ>
10月はご入学希望者が大変多い時期となります。週末を中心に「講座説明会」が大変混雑いたします。早めのご予約にご協力お願い申し上げます。
令和元年後期解答速報

平成26(2014)年の保育士試験を振り返って

◆8月9日・10日実施分の振り返り

ここ2年合格率の低かった「社会的養護」と、平成26(2014)年保育士試験で当学院受講生の合格率が低かった科目である「教育原理」、「子どもの食と栄養」に焦点を当てて、お話を進めてまいりたいと思います。

平成24(2012)年から2年連続で難関科目となっておりました「社会的養護」は、合格率90.9%という結果となり、最も合格率が低い科目から抜け出すことができました。しかし、依然として独学や通信教育で学習されている方からは、苦手意識が強いのか、昨年(平成26年・2014年)の試験でも合格することができず、学習方法をご相談いただくケースも多々ございます。

社会的養護の出題と当学院使用教材との照合結果について

  • 当学院使用教材からすべて出題 6問
  • 当学院使用教材からほぼそのまま出題 4問
  • 当学院使用教材に未記載の選択肢が含まれるため、解答が難しい問題 0問
  • 当学院使用教材に記載がなく、難しいと感じられた問題 0問
  • 当学院使用教材からの出題率 100%

上記の結果から、平成26(2014)年試験対策講座で使用しておりました教材(オリジナルテキスト、直前ポイントブック及びオリジナル法令集)から正答を導ける問題が、10問中10問でした。授業内容や当学院教材記載内容をしっかりとご理解いただいた受講生であれば、充分に合格点に届くことができた科目であったといえます。

社会的養護の出題内容の特徴について

  • 社会的養護に対する基本的な考え方を問われる問題が多かった。
  • ここ数年、多数出題されていた厚生労働省からの通知に関する出題がなかった。
  • 問2の「社会的養護に関する歴史」や問4の「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」、問5の「児童福祉施設の長の親権代行」、問6の「里親制度」に関する出題は、きちんと学習を積んでいないと解けない問題ではあるが、基礎的な内容だったといえる。また、その他の出題については『社会的養護についての特徴や考え方』をしっかりと理解していれば、容易に解ける問題であったといえる。

平成27(2015)年「社会的養護」の出題予測

(1)「社会的養護」の試験対策

「社会的養護」の全体像と現状を理解していくことが大切です。重要必須範囲としては、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」、「各児童福祉施設の役割」、「施設に従事する専門職員の役割」を押さえることが大前提となります。下記のキーワードを網羅するとともに、実際の各児童福祉施設についてのイメージをしっかりと持ちながら学習していくことが重要です。

特に、過去問題を中心に学習される方が陥りやすい傾向として、基本事項よりも厚生労働省からの通知などの最新情報の収集に注力しすぎるということが挙げられます。もちろんそういったことも大切なことではありますが、きっちりと基本事項を理解できていれば、初見の厚生労働省通知からの出題があったとしても、充分に解くことができます。よって、先に挙げた事項の基本を徹底的に学習することが重要といえます。

(2)「社会的養護」の学習の視点(キーワード)

児童福祉施設の設備及び運営に関する基準/児童福祉法/施設から家庭的養護への転換に向けた歴史的背景/小規模施設の特徴/施設に従事する専門職員の役割/「児童養護施設入所児童等調査結果の概要(平成25年2月1日)/社会的養護の課題と将来像

次に、「教育原理」の結果について、お話をさせていただきます。

教育原理の出題と当学院使用教材との照合結果について

  • 当学院使用教材からすべて出題 5問
  • 当学院使用教材からほぼそのまま出題 2問
  • 当学院使用教材に未記載の選択肢が含まれるため、解答が難しい問題 2問
  • 当学院使用教材に記載がなく、難しいと感じられた問題 1問
  • 当学院使用教材からの出題率 70%

上記の結果から、平成26(2014)年試験対策講座で使用しておりました教材(オリジナルテキスト、直前ポイントブック及びオリジナル法令集)から正答を導ける問題が、10問中7問でした。授業内容や当学院教材記載内容をしっかりとご理解いただいた受講生であれば、充分に合格点に届くことができた科目であったといえます。

教育原理の出題内容の特徴について

  • 出題分野は、教育理論2問、教育法規5問、教育制度2問、その他1問であった。
  • 例年は、各法令について1問ずつの出題であったが、学校教育法からの出題が3問あり多かった。また、毎年出題されていた幼稚園教育要領からの出題がなかった。
  • 問6Eの特別支援学校における学習指導要領の作成、問7の世界人権宣言・ユネスコ憲章内の記述、問10の「持続可能なための教育」に関する問題は、難問といえる。

平成27(2015)年「教育原理」の出題予測

(1)「教育原理」の試験対策

教育理論や思想を唱えた人物、各法令から毎年半数以上の出題があります。どんな人物がどんな考え方をしているのか、あるいはどんな著書があるのかをしっかりと理解することが必要です。また、法令については、穴埋め形式の出題が多いため、出題率の高い条文については暗記することも必要です。

しかし、条文が多いため暗記が困難な場合は、何度も条文を読み込むことによって、充分に対応も可能です。まずはこれらをしっかりと押さえ、下記に挙げたキーワードの学習を進めてください。

(2)「教育原理」の学習の視点(キーワード)

法令等(日本国憲法、教育基本法、学校教育法、幼稚園教育要領、児童憲章、児童の権利に関する条約)/人物の教育理論や著書等(諸外国・日本)/カリキュラム(教科カリキュラム等の特徴)/学習方法評価/生涯学習・生涯教育/特別支援教育/明治以降の教育制度の変遷/いじめ/問題を起こす児童生徒(生徒指導)/キャリア教育/教育振興基本計画/教育委員会

続いて、「子どもの食と栄養」の結果について、お話しします。