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【配信日 2019年5月9日】

社会福祉01

解答:5

A 誤り
ノーマライゼーションとは、障害者を健常者と同等の状態に近づける理念ではなく、社会環境等を障害者も含めたすべての構成員が暮らしやすい、ノーマルな状態にする理念である。障害の有無に関わらず、誰もが自分らしく生活できる社会の実現を目指す。デンマークのバンク・ミケルセンが提唱した考えである。

B 正しい
ナショナルミニマムの考えは、19世紀末にイギリスのウェッブ夫妻が最初に提唱した。わが国では「日本国憲法」第25条にて具現化している。

C 正しい
近年では、セルフアドボカシー(支援者が代弁するのではなく、障害や困難を抱える当事者が自ら主張する権利擁護活動)にて、当事者自らが自らの権利を確立させようとする活動も行われている。

D 正しい
自立支援については、かつての「ADL」(日常生活動作)の自立を目標とする支援から、自分らしさや主体性を尊重した「QOL」(生活の質)の向上を目指した支援へ転換が図られている。

E 誤り
記述に該当するのは、ソーシャルアクションである。アウトリーチとは、援助者が地域住民や支援を必要とする人の居宅などに出向き、活動することである。自らの主張が難しい人に対して働きかけるなど、潜在的ニーズの発見にも有効である。