このページは過去にメールマガジンにて配信した保育士試験対策問題の解答・解説ページです。メールマガジン登録をご希望の方は保育士試験情報メールマガジンからどうぞ。

【配信日 2019年5月6日】

保育の心理学01

解答:5

A 誤り
「自己統制」とは、自分の行動等を自律的にコントロールすることである。自己統制には、自分の欲求を実現しようとする自己主張と自分の欲求を抑制したり遅延したりする自己抑制の2つの側面がある。自己主張は3~4歳にかけて急激に発達したのちに停滞するのに対し、自己抑制は3歳頃から就学前頃まで伸び続ける。

B 正しい
自分という主体としての感覚や認識を「自己」や「自我」という。「自我」は行為主体や活動的な面を指し、「自己」は対象化され認識された面を指すことが多い。

C 誤り
口紅課題(ルージュ・タスク)の実験結果から、おおむね2歳前後までに子どもは鏡に映った姿、つまり他者から見える自分を「自分である」と認識するようになることが示された。

D 正しい
自己主張が強くなる時期を第一次反抗期という。自己意識と自我の芽生えは密接に関係しており、子どもが自己意識を持つようになる1歳半~2歳頃には第一次反抗期がみられる。

E 正しい
口紅課題(ルージュ・タスク)は、子ども本人に気づかれないように鼻に口紅をつけ、その後子どもに鏡を見せた時に、鏡の中の像ではなく自分の鼻を触るかを観察する実験である。この実験は別名「マーク・テスト」ともいう。